有酸素運動には、ウォーキングやジョギング、水泳、エアロビクス、自転車といったものがあります。
しかしこういった運動を自宅で行うのは難しく、運動をするために外に出たり、ジムに通ったりする必要があります。
そういった場合、雨の日などは思うように運動ができなかったり、ジムに行くのが面倒になるときってありますよね。
そんなときに自宅で簡単に運動ができれば、天気に左右されることもなく、気が向いたときすぐに始めることができます。
そこで今回は、マンションに住んでいる人でも大きな音をたてずに家でできるおすすめの有酸素運動を3つ紹介します。
フラフープ
意外かもしれませんがフラフープは有酸素運動になります。
有酸素運動とは負荷の低い運動を長時間つづけることで、体内の脂肪をエネルギーとして使い、脂肪を燃焼させていきます。
特にフラフープはお腹痩せにも効果的で、お腹を引き締めてくびれを作りたい人におすすめのトレーニングです。
また、身体の深層部にある筋肉のインナーマッスルも鍛えられるので、基礎代謝が向上し、太りにくく痩せやすい体質を作ることができます。
さらにフラフープにはもう一つうれしいメリットがあります。
フラフープは腰を使ってを行う運動なので、腰の筋肉を鍛えることができ、骨盤矯正や腰痛の改善にも効果を期待できます。
骨盤の歪みが原因で内臓の位置がずれて起こるポッコリお腹の解消にも役立ちます。
- 【フラフープのやり方】
- 足を肩幅に開き、膝を少し曲げる
- フラフープをくびれのところにもってくる
- 右回りで5分間回し続ける
- 2分間休憩する
- 左回りで5分間回し続ける
- 2分間休憩する
- 合計3セット行う
フラフープのコツ
- 足を肩幅に開き、フラフープを回す方向と同じ側の足を少し前へ出す
- お腹や腰を回すのではなく、腰を前後に動かすイメージで回す
- 両手は肩から真っすぐ横に伸ばす
右回しと左回し両方を行うことによって、ウエストや腰まわりをバランスよく鍛えることができ、左右対称的なボディラインを作ることができます。
フラフープを使って効果的に脂肪燃焼とお腹のシェイプアップを行いましょう。
踏み台昇降
踏み台昇降は、踏み台を上ったり下りたりする簡単な運動ですが、意外と体力を使います。
踏み台はホームセンターなどで見つけることもできますし、家の階段や何か安定したものなどを使って行うこともできます。
ただあまり高さがありすぎると難易度が上がるため、15~20㎝くらいの高さがおすすめです。
踏み台昇降では、下半身の筋肉を鍛えることができます。
特に膝を持ち上げるときにお尻の筋肉を使うため、お尻の引き締めやヒップアップに効果的です。
また、ふとももやふくらはぎといった下半身の筋肉をまんべんなく使うことができるので、脚痩せにも効果があります。
マンションなどでは念のため、踏み台の下にヨガマットを敷けば、防音対策にもなります。
【踏み台昇降のやり方】
- 踏み台の前に立つ
- 右足→左足の順番で登る
- 右足→左足の順番で降りる
- 同様に反対の足も行う
- 20~30分間続けて行う
踏み台昇降のコツ
- 腕を大きくふって行う
- 膝からしっかりと上げる
- 背筋を伸ばす
- 一つ一つの動作を意識して行う
※テレビを見ながらの運動は転倒や踏み外しの恐れがあるので、おすすめしません。
しっかりと一つ一つの動作を意識して行うことで、使っている筋肉に効かせやすくなり、より効果的に行うことができます。
エアロバイク
有酸素運動の中でも特におすすめなのがエアロバイクです。
エアロバイクのいいところは、自宅でテレビを見たり、本を見ながら本格的な有酸素運動ができることです。
気づけば、1時間以上運動していたということもよくあり、楽しみながら運動をできるのは最大のメリットではないでしょうか。
本格的なエアロバイクとなると10万円以上しますが、安いものなら1万円ほどで手に入ります。
僕も以前、1万円ほどのエアロバイクを購入しましたが、故障なども起こったことはなく、普通に運動するには十分でした。
折りたたみ式のものもあり、使わないときは折りたたんでおくことで、余計なスペースを取る必要もありません。
エアロバイクは、お尻から太もも、ふくらはぎの筋肉を使って足を動かし続け、下半身を細く引き締める効果があるので、脚痩せしたい人におすすめです。
また、転倒や踏み外しのリスクがある踏み台とは違い、エアロバイクは倒れないように固定されているので、お年寄りでも安心して行うことができます。
ペダルの重さや漕ぐ速さも自分のペースに合わせて調節でき、関節などにかかる負担も少ないので、リハビリなどにも向いています。
自宅で楽しみながら脂肪燃焼したいという人には、エアロバイクがおすすめです。
以上が、家で静かにできる有酸素運動でした。
どれが一番良いというよりは、それぞれの効果や目的に応じて、自分に合ったものを選んでいけばよろしいのではないかと思います。
みなさんも自宅で気軽に運動を始めてみてはいかがですか?
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